シークレット・ワード


中庭につくと夏樹が振り返って私に聞く。


「で、俺に話って何?」


「えっと、ここ最近ずっと夏樹のこと避けてて…ごめんなさい。」



そう言って頭を下げる私



しばらくしても夏樹はなんにも言わないからおそるおそる顔をあげる



すると…


「ははっ!」


満面の笑みを浮かべて私を見てる


「なっ、人が頭下げて謝ってるのにその態度は無いんじゃない?!」


「お前そんなこと俺に言える立場かよ?で、なんで俺のこと避けてたわけ?」



「そ…れは。」


言えない


言っちゃったら夏樹に私の気持ちがばれる

夏樹には好きな子がいる


振られるのが怖い


私のだんまりでさっきまでの和やかムードはどっかにいってしまった


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