シークレット・ワード
「ぶっ!」
それを聞いて夏樹が吹き出した
「そんな吹き出さなくたっていいじゃん!」
「だ、だって…お…まえ……そのく…しゃみ…はない…だ…ろ………。っくく」
笑いすぎてうまく喋れてないし…
「はいはい、すいませんね。女の子らしくなくて。」
「はー、まぁ風邪引くなよー。」
「分かってるよ。」
「バカは風邪引かないって言うしな。」
「すくなくとも夏樹よりは頭いいもんね。」
そんな会話を繰り返してるうちに、あっという間に暗くなってしまった。
「じゃあ、そろそろおいとまするよ。」
「そう?じゃあ、家まで送るよ。」
そう言って二人は家を出た