チューして☆ダーリン
あたしも、見ていられなくなって口を挟んだ。
「…ホントっ!あたしの先生好き有名だね!とってもいい人なんだよねっ」
あはは、ときごちなく笑うあたしに透くんは真顔でいった。
「生徒に手を出すような先生が?いい人なわけ?」
その場の空気が凍るのが、わかった。
透くんはなんでそのことを?
あたしが固まっていると、みわりんが助け船をくれた。
「透くん?さっき海が言ってたのは海の妄想だよ?この子そういうとこあるから。」
ニッコリ笑ってるつもりだろうが、目が笑ってない。
さっきの透くんの言葉がショック過ぎたのだろう。
「ふーん?まぁいいけど。どっちにしろ海は俺がもらうから」
「……」
「……」
新垣先生…
あたし、本当にイケメンくんに言い寄られちゃってます(笑)