チューして☆ダーリン







そう言ったみわりんに透くんはふーんと言って面白くないといった顔をする。



「海のこと本気で好きなのね?」



そんな透くんにみわりんは単刀直入に言った。



こういうあっさりサバサバしたとこはみわりんのいいとこだと思う。



付き合いやすいし、気楽に素でいられるのもみわりんだからだし。



そんな2人の様子を緊張の面持ちで眺めた。



「本気だよ」



「……そう。でもあたしも本気でアナタが好きになったみたい」



おうえええええーっっっ!?



マジで?マジなの?みわりん。



「だから、負けないわよ。海」



驚きを隠せないあたしに、みわりんはビシッといい放つ。



「……は、はい」



みわりん…


かっこよすぎでしょ。











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