チューして☆ダーリン
ただ今、海…蒸発寸前。
「クスクス。このくらいで照れてたら本当のキスはまだまだだな。」
「えっ!本当のキス?!唇と唇?」
ボボボッと赤くなった顔で思いっきり照れる。
唇と唇って、顔近ーいっ
「チューしたいです!!!」
チューと口を尖らせて先生に顔をつき出す。
先生はそんなあたしの頬に優しく手をあてた。
ドキンドキン。
近づくにつれ、先生の生暖かい吐息が擽り、甘い香りがあたしを包む。
「海………構えて」
この状態で、そんな優しい声で名前を呼ぶなんてずる…って、は!?
構えるううううー??!
パッと目を開けたあたしに先生は意地悪に笑うと
「大人のキス教えてやる」
タラリ……
「わっ!お前…っ鼻血」
海には早すぎます…先生。