モテ男と勤勉オンナの【秘】ラブ・ゲーム
それは親父に殴られた傷のせいで身体がかったるいのか


それともセンパイが好きだから…か


その両方か


俺にははっきりした理由はわからないけど、目の前にいる女子と一緒に遊びたいと思う気持ちは限りなくゼロに近い


思わず「面倒くせえ」と言いそうになり、喉の奥に押しこめた


「彼氏…いんだよね?」


「郁斗のこと? 受験生ってさ…勉強優先すぎて、つまんない」


そうかな?


自分の夢に向かって頑張ってて、格好いいって思うけど


俺はちらっと図書室のほうに目を向けた


図書室で勉強に集中しているセンパイが容易に想像できてしまう


想像するだけで、頬の筋肉が緩んでしまいそうになる己に苦笑する


相当、ハマってる


センパイが俺の中心にいて…センパイが俺の行動の原点になる


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