モテ男と勤勉オンナの【秘】ラブ・ゲーム
「高校の最初の中間で、全教科…白紙? その理由が中途半端に答えるよりいいって…」


センパイがため息交じりに息を吐いた


「大学の進学に影響するのに…」


南センパイが、首を左右に振った


「ああ…それはあんま気にしてない」


俺はケラケラと笑って、センパイの肩に腕をのせた


ペチンと良い音がなって、おれの腕が赤くなった


冷たいなあ…センパイは


「葵」と低い声が後ろからして、俺は「は?」と言いながら振り返った


気づくべきだった

俺を呼ぶ声が誰だったのか…ちゃんと気をつけていれば良かった


俺は視界に入った親父の不機嫌な顔に、驚く間もなく吹っ飛ばされた


背中を廊下の壁に打ち付けて、一瞬呼吸が止まる


ぱらぱらっと前髪が落ちて、俺の視界を遮った


その場にいるヤツらの驚きと悲鳴が耳に入る


< 50 / 128 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop