モテ男と勤勉オンナの【秘】ラブ・ゲーム
頬がジンジンと痛みを訴えて、熱くなっていくのがわかった


ああ、俺は親父に殴られたんだ


…と理解すると、俺はゆっくりと顔をあげた


黒いスーツをびしっと着ている親父が、俺を睨んでいる


「お前は……私にどれだけの泥を顔に塗らせれば気が済むんだ」


親父の拳があがる

俺はそれをじっと見つめたままでいると、ぱっと俺の前に南センパイが飛び出してきた


「ちょ…」

何をしてんだっ


俺は南センパイに覆いかぶさると、親父の拳をこめかみで受け止めた


ガンっと衝撃が走ると、世界がぐにゃりと変形したように感じた


視界にうつる映像がチカチカする

俺は何回か連続で瞼の開閉をしてから、親父の顔に焦点を合わせた


「北城さん、ここは学校ですよ」


冷たく氷のような声で、親父に近づいたハルが声をかけてきた


「あ、ハル君…」


親父がぎょっとした表情でハルを見やった


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