皇塔学園☆帰宅部
~温泉旅行:土曜~
「うぉい!!!!!遊!!起きろーう」
ん…
千砂さんの声が…聞こえたような…
「…………おはようございます、千砂さん」
「おう。起きればいいんだ」
……
!!!!!!!!!!??????????
ふと昨夜のことが脳裏を過ぎる。
まさか…
目線を横にずらすと……案の定、みかんちゃんに抱きつかれてました。
「みかんも起きろ。朝だぞ?」
あれ?
千砂さん…気にしてない?
いや、他のみんなも起きてたみたいだけど……気にしている様子はない。
逆に怖くなってきませんか?
ツッコむべき状況を完全にスルーされるのって。
そのままみかんちゃんも起床。
よくわからないが、れもんさんにナデナデされている。
「ああ、みかんのことは気にするな。私たちも気にはしていない。遊にも変な気がないのはわかるからな」
あぁ…そういうことですか。
信頼ですね!!!!!!
こんな場面で信頼パワーに救われるなんて…嬉しいじゃないか!!!
「ゆうくん?みかんのこと大丈夫だった?」
れもんさんか…
「いえ、大丈夫ですよ!」
「みかんは基本的に父親意外ほとんど男の子と繋がりなくてね?」
「そうなんですかあ」
でも…なんで【お兄ちゃん】なんて素敵ワードが…
「で、あの子はすごく少女漫画好きで…たまたま好きなのが兄妹モノなのよ」
んなっ…