エクソシスト
リンは目を覚ました。

右手に暖かさがあった。

リンが右を向くと、
そこにはアレンが居た。

リンの右手を握ったまま寝て居た。


「目が覚めたかい、リン・ソルダー…」

後ろから声がした。

頭だけで振り返ると、そこには金髪の少年が居た。

「初めまして、リン・ソルダー。
俺はギルバート・バリー。
ギルって読んでくれ。
おまえと同じ…エクソシストだ。
おまえたちより少しお兄さんかな。」

と言って微笑んだ。

そしてアレンを見つめて、口を開いた。

「おまえが昨日うなされててな、アレンが一晩看病していたんだ。」

「アレンが?」

「そうだ。
彼が目覚めたら、お礼を言うと良い。」

「はい。」


ギルは優しく笑うと部屋を後にした。


リンは向き直した。

アレンの顔が結構近い事がわかった。


「アレン…ありがとう。」


ボソッとリンは呟いた。
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