白虎連合Ⅳ






「はい、どーぞ」


「あ、ありがとう」






手渡されたかき氷を受け取り、一口食べる。

冷たい、冷たいけど。



龍の視線も冷たいんですけど。







「ゆいさんね、知らない男に声掛けちゃ駄目っすよ」


「でも今の人は夜店の、」


「それで相手の男がウハウハし出したらどうするんすか」


「はい?」


「分かりました?」


「は、はい」






なんか言いくるめられた気がするけど。

てか上から睨まれてるんやけど。



そういえば龍は他の男と喋ると機嫌が悪くなる。

今まで気にしなかったけど、これって。







「龍、やきもち?」


「ぶー!!!」


「違うん?じゃあ何?」


「ゲホッ!!!ゆ、ゆいさん大人になりましたね」


「うん?」






なんか恋して分かったかも。

説明しにくいけど。





ちょっとは鈍感から解放されたかな?








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