白虎連合Ⅳ




「とりあえず、どこまで記憶があるのか診断しときましょか」






そう言い、先生はカルテを机に置く。

そしてペンを持ち、髪にそれを押し当てた。







「華風さん」


「……………」


「今、何才ですか」


「…十七」


「通ってる高校は?」


「青山高校三年四組」


「ふむ、」







サラサラと文字を書いていく。

表みたいなのと、それを照らし合わせて。






「親は?」


「今ロンドン」


「んー…ほな生きてる環境は忘れてないみたいやね」


「てかもう病院戻っていいっすか?」


「おぉ、随分性格も変わったんやね」






だーから。

前からこんなんやったつーの。




椅子から立ち、扉を開く。

後ろから寿も先生に謝りながらついてきて。









「ゆいさん、」







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