白虎連合Ⅳ




十一月中旬。

天気は、雨。







「やー雨酷いっすね」


「帰れって」


「あ、頭の傷治ってきたんすね!!!髪もだいぶ伸びてますしっ」


「お前な、人の話聞いてんのか」


「だーから、龍って呼んで下さいってば」


「……………」







なんでそこだけ答えんねん。

てか無視しすぎやろ。






と、いうより。

なんなん?こいつら。




せっかくの張り紙は、貼って数時間でビリビリ。

来るなって言ってんのに、関係なし。




ほんで白咲?って名前のコイツは毎日来るし。

意味分からん。







「早く退院出来たらいいっすね」


「早くお前らから離れたい」


「うわー、やっぱり懐かしいっす!!!そんなゆいさん」


「……………」







知らんがな。

だからうちはずっとこんなんやっつーの。






退院まで後半月。

十二月の頭まで入院。






時間が、長い。








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