白虎連合Ⅳ
諦めが付いた私は、大人しく風を感じる。
いい作戦ってよく分からんけど。
「なぁ」
「はい?」
「うち、あんたの後ろよく乗ってた?」
「俺の後ろはゆいさんの特等席っす」
「そっか、」
アルバムに入っていた写真。
確かにその通り。
「そんな気がする」
さっきの英寿とは違う安心感。
私はきっと、この背中を知ってる。
なんとなく。
なんとなくそう思う。
「作戦って何?」
「びっくりしますよー」
「へー」
なんやろ。
気持ちが穏やか。
分からんけど。
前のうちって、こんなんやったんかな?
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