短編■ 逆上ギャップ


きっと、純粋天使ちゃんは今こう思っているのだろう。


★アタシの好きな人が好きな人なんだから五木を認めようとしていた

→進くんはなんで五木みたいな性格キツイ我が儘な子が好きなの?

→なんで五木は進くんを大事にしないの?

→アタシがせっかく我慢しているのにッ…

→進くんは五木とじゃ幸せになれない!アタシしか居ないッ

→アタシみたいな純粋な気持ちが五木にはない!許せない!進くんが可哀相ッ

→頑張ってアタシが進くんを幸せにするゾッ

→純愛だもんッ絶対幸せになってみせるんだからッ★


――――といった具合なんだろう。

それは世間で言うところのひたむきな純愛なんだろう。


だから、関村さんは進の横で副班長らしく観光ガイド片手に楽しくお喋りをしているのだろう。


分かっている、私の責任だと。
私と進がラブラブ真っ最中で明らかに進が私にぞっこんならば、関村さんだってきっと…

悪いのは私…


―――だが、


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