短編■ 逆上ギャップ
『分かってる。付き合いたいとかじゃなくて、わたしの気持ちを知って欲しかったの。わたしは進くんのことが入学式からずっと好きだった。
だから分かるんだ。五木さんより進くんを好きだし五木さんより幸せにできるし。だから、わたしは好きでいるけど進くんは気にしないで。
ありがとうね、気まずくなりたくないから、わたしの我が儘だけど友達としてこれからも遊ぼうね?』
とても長い愛の告白―――
『うん、友達としてよろしく』
(…は?)
気付いたら、私は駆け出していた。
そして―――