芽衣の恋愛論
パッと離れた。
「れ、零次君。」
「何してるの?気をつけてよ。」
「はい、すみません。」
私は部屋に戻った。
また由美ちゃんが歌っていた。
零次君も戻りまたサクラさんの隣に座り話している。
カラオケなんて久しぶり。
みんなの歌を聴いていた。みんな上手だ。
それから数時間、カラオケで盛り上がった。
私も何曲か歌わせてもらった。
カラオケから出ると由美ちゃんはすごく酔っていて、話を聞いてもらえる状態ではなかった。
ケンさんが
「これからどうする?」
と聞いてきた。
由美ちゃんを見るとジョージさんに支えられて立っている。
「由美ちゃんは?帰るの?」
ジョージさんが頷いた。
「連れて帰るね。」
ケンさんは他の人たちにも聞いている。
「もうちょっと飲もうか。」
零次君がみんなに聞こえるように言った。
みんなまだ飲むんだ。
私は帰ろう。
「では私はこれで失礼します。」
なるべく大きな声で言った。
「ダメだよ。一緒に行こう!」
とケンさんに背中を押されて次のお店に連れて行かれた。
あ〜あ、話すこともないし。仲良い人もいないのに困ったな…。