芽衣の恋愛論
でも家にいても落ち着かない。
サトル君のことばかり考えてテレビを見てても内容が入ってこない。
サトル君何してるんだろう。
女の子と楽しそうに話してた姿が鮮明に頭に浮かぶ。
そして再び落ち込む。
私はそんな悶々とした状態で3日も過ごした。
4日目、待ちに待ったサトル君とデート。
朝10時にサトル君が迎えに来てくれた。
会った瞬間嬉しくて泣きそうになった。
由宇君の車を借りてドライブに連れてってくれた。
運転席のサトル君をまじまじと見つめた。
緊張する。
けど見ていたい。
何度も向かいのカフェから見てたけど、こんなに間近で見たのは久しぶりで、感動に近い。
「なんか久しぶりだね。」
サトル君が言った。
「最近忙しくて会いたいけどなかなか時間なくて。」
サトル君は運転しながら言った。
「仕方ないね。」
と私は答えた。
久しぶりに見るサトル君は数倍かっこよく見えた。
近くにいれることが嬉しかった。
ただそれだけ。