完全秘密主義恋愛♥
ーーーーー
ーー
「こうやってー、なるべく根元から乾かしていくのよ」
「ふーん…」
宝の部屋で、あたしは髪を宝に乾かしてもらっていた。
ドライヤーの音で声が聞こえにくい。
「瑆乃、アンタ風呂あがってすぐに髪乾かしてないでしょ」
宝は声を低くして言った。
「短いから自然乾燥でいいかと…」
「んなわけないでしょ」
と、宝の厳しいお言葉。
「お風呂入ったあとちゃんと髪を乾かせば、翌朝毛先がぴんぴんはねる、なんてことはないんだから」
「そんなもんかねぇ」
「そんなもんよ」
宝はぴしゃりと言う。
「よし、こんなところかな。瑆乃、髪触ってごらん」
宝はそう言ってドライヤーの電源を切った。
触ってみると、宝の言う通りはねていなかった。
宝の手元にある手鏡で見ると、あたしの髪は大人しくストンと揃っていた。
「うわー自分の髪じゃないみたーい」
「でもだいぶ傷んでるわねー。最低1週間に一回はトリートメントするのを勧めるわね」
宝はあたしの髪を触りながら言った。
「へー。でも、さっきの一回だけでも結構指通り違うと思うんだけど…」
「またすぐに元通りになるんだってば」
宝があたしの頭をツーンと小突く。
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「こうやってー、なるべく根元から乾かしていくのよ」
「ふーん…」
宝の部屋で、あたしは髪を宝に乾かしてもらっていた。
ドライヤーの音で声が聞こえにくい。
「瑆乃、アンタ風呂あがってすぐに髪乾かしてないでしょ」
宝は声を低くして言った。
「短いから自然乾燥でいいかと…」
「んなわけないでしょ」
と、宝の厳しいお言葉。
「お風呂入ったあとちゃんと髪を乾かせば、翌朝毛先がぴんぴんはねる、なんてことはないんだから」
「そんなもんかねぇ」
「そんなもんよ」
宝はぴしゃりと言う。
「よし、こんなところかな。瑆乃、髪触ってごらん」
宝はそう言ってドライヤーの電源を切った。
触ってみると、宝の言う通りはねていなかった。
宝の手元にある手鏡で見ると、あたしの髪は大人しくストンと揃っていた。
「うわー自分の髪じゃないみたーい」
「でもだいぶ傷んでるわねー。最低1週間に一回はトリートメントするのを勧めるわね」
宝はあたしの髪を触りながら言った。
「へー。でも、さっきの一回だけでも結構指通り違うと思うんだけど…」
「またすぐに元通りになるんだってば」
宝があたしの頭をツーンと小突く。