会いに来たひまわり《短編》
瞑っていた目を開けると…
涙がホッペを伝って流れ落ちた。
「はると…」
伝う涙を手で拭った…
ベッドから起き上がって机に手を伸ばして箱を取った。
「確か…この箱に…」
箱の中には、遥斗との思い出の写真や…あの日もらった手紙も入っているはず。
「あった…」
どうしょうもなく遥斗に会いたくなった時にこの箱を開けるんだ。
わたしの誕生日は明後日…
偶然かな…?遥斗の命日の次の日がわたしの誕生日。
明後日の誕生日…遥斗のお墓に行って何が起こるんだろ?
遥斗からもらった手紙を見ながらそんなことを思った。