ふぁすとlove
「…そ、そっかぁ、やっぱり好きな相手が誰でも恋って輝くよね。頑張りな。いっぱい泣いていっぱい悩んでいっぱい切なくなりなっ!」
これは自分に
あてる言葉でもあった。
「唯一ちゃん!着いたよここが愛冠のお家。」
着いたのは真っ赤な屋根に白い壁、
まるで、お伽話に出て来るような可愛い、可愛い家だった。
私の地味な一軒家とは訳が違った。
「可愛いお家だね!」
こんな私でも
女の子らしいお家は大好きなんだ。
「唯一ちゃんお家入って行きなよ!」
「えぇ!いいよいいよ!そんなお家の方に悪いよ!」
「いいの!愛冠を慰めてくれたお礼。ねっいいでしょ?」
その瞳に見つめられたら敵わん。
「じゃぁちょっとだけ…」
愛冠ちゃんの押しに負けた私。
昔から弱いんだよな…