ふぁすとlove
「ママ〜ただいま!お客さん連れて来たよ。」



オシャレなドアの向こうはカントリー風の家具。
靴だなの上には、可愛いお花が飾ってあった。

「えっ?お客さん?」


遠くから声がしてそれは次第に大きくなる。



「あら〜こんにちは!あれ?愛冠と同い年じゃないね?何歳?」


ショートカットの
ふんわりボブの愛冠ちゃんのお母さんは、
笑うとえくぼが出来るとってもおちゃめな人だった。


「唯一ちゃん!今、愛冠の部屋汚いからリビングでもいい?」



さっきまで、
泣いてたとは思えない愛冠ちゃんの笑顔。

強いなぁ

まだ小学生なのに
必死に悲しみを隠そうとしてる

私は純粋に
愛冠ちゃんの恋を応援したくなった。








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