幼なじみに恋をして
バックする。
まだまだバックする。
もっとバックする。
あっやっぱり・・・。
あたしを見てた。
同じ制服だった。
そして、まさかのまさか
洋だった。
「ひ・・・ろ?」
びっくりしすぎて声がかすれる。
「よっ」
あたしがいたことを知ってたかのように挨拶する洋。
「あたしに気づいてたの?」
自転車から下りて歩道に入る。
「うん。だって自転車の乗り方変わってないし」
相変わらずな笑顔で笑う。
あーあ、またそんな顔して。
そんなんだと
みんな好きになっちゃうよ?
「乗り方?」
あたしは洋のバックをカゴに入れさせてから隣に並ぶ。
「ああやって風受けながら超気持ちいいって顔してこぐ乗り方」