俺様彼氏に気をつけて!?
明日学校で佳奈にちゃんと言おう。

私も千晶が好き。だから協力は出来ないって。

少し怖いけど、ずっと隠してるわけにもいかないから。

正直に言って正々堂々と闘いたい。

「っよし!」

何だかすっきりした。

胸のもやもやが晴れたような、そんな感じ。

「それじゃ千晶のお弁当作りますか!」

ガバッとベッドから飛び起きてキッチンに向かった。

……明日どうなるかは分からないけど、佳奈なら分かってくれるはず。

それと……水樹にもお礼言わなくちゃね。

この気持ちに気づけたのは、水樹のおかげみたいなものだから。




――このとき私は、まだ何も分かっていなかったんだ。

千晶と一緒にいるということがどんなことか。

千晶の人気がどれ程のものなのか。

嫉妬に狂った女の恐さ……。

それを私は、明日身をもって知ることになる――……










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