神風
Side彰
なぜかこの部屋にやってきたあっくん。
だいぶ警戒しているようだ。
「由那はどこ行ったの?」
教えてくれないかもしれないけど聞いてみる。
「元樹の家。」
元樹…?
って誰?
「僕も会ったことないんだ。」
弟ですら会ったことのない知り合いか…
「バスケが上手なんだって。いつもお姉ちゃんが言ってるの。」
「そっか。」
そういえば同じクラスに全く学校に来ていない元樹というやつがいたな…
とふと思った。
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Side彰