神風

あたしが目を覚ます。


そこに見えたのは白い天井。


ここは…


手を締め付ける圧迫感。


ないっ!


あたしは勢いよくベッドから起き上がる。


「あ、起きた?」


声を発したのは飛鳥。


手を握っていたのはあっくん。


「あたしの…」


「修理。ベルのとこへこんでた。」


手の締め付けがなくなる。
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