神風
今朝の写真を見せると彼女は難しそうな顔をして
「これ、あたしじゃない。」
と言った。
それくらいあたしにも分かる。
きっとこの写真は彼女に見せかけた合成写真。
新条が手伝ってくれたおかげで登校時間よりはやくはがすことができた。
「あたし、ここに傷あるもん。」
と言いながら太ももを指す。
そういえばそんなことを聞いた記憶がある気もする。
「午後、部活付き合ってね。」
露骨にいやな顔をしたのはそこにいた3人だった。
まあ、当たり前ではあるけど。
もう確信したんだ。