神風

彰が止まった場所は小さめのトラックだった。


「由那はアップした?」


「うん。」


ここで準備運動とジョギングぐらいをした。


本気では走ってない。


「ふーん。」


彼はあたし無視でいろいろやり始めた。


見て、何をしているのか記憶に刻み込む。


始めは見よう見まねでも今度やるときは実践してみようと思った。


今日は何をやればいいか分からなかったから、彼のを見て学ぼう。
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