神風
事故

部室でいつもどおりトランペットを吹いていると


コンコン


ドアをノックする音がした。


「はいはーい。」


開けるとそこにたっていたのは飛鳥。


「大会終わったらでいいから教えにきてよ。」


「いいよ。でも練習はしっかりしてよ?」


「ありがと。頑張るねっ!」


走って戻っていく彼女。


どうやらこれだけ言いに来たようだ。


慌しい子。
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