神風

「由那、ライン手伝って。」


「はーいっ!」


飛鳥を見送っているとライから声がかかる。


早く来た人からラインを引いていく。


大抵ひくのはあたしと彼。


あたしはトランペットを急いでしまい、体育館倉庫に向かった。


まさかあんなことになるなんて思ってもいなかったんだ。
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