空に響け~僕達の生きた時~
-ばたっ!!-

魁と驟雨が振り返ると、

羽夜斗が倒れていた。


「お…おい!!!

羽夜斗!!?大丈夫か!!?

「魁!!

先生を呼んできてくれ!!

俺は羽夜斗を保健室へ

連れて行く!!」

「おう!!分かった!!」

そう言って、

魁は職員室へと走り出した。

驟雨は、

羽夜斗を仰向けにし、

呼吸をしているか確かめた

一応呼吸をしているが…

呼吸が浅い…

他の連中も羽夜斗が

倒れたことに気付いて、

心配して駆け寄ってきてくれた。

驟雨は隼人を背中におぶって

保健室へと走った。
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