優しい嘘−最低な男を愛して−【下】
他にもいるんだ…。



あたしは何ノコノコやって来たんだろう。





「邪魔してごめん。帰る」





あたしはソファーを立ち上がって限界へ向かおとしたら大雅に腕を掴まれた。





「何しにきた?」


「えっ?あ、忘れ物取りにきたの」





あたしは嘘をついた。

荷物は置いたままだったけど、取りにくるほど必要なものもない。





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