レモンドロップス。


あたしの顔には大きな「?」が浮かんでいたに違いない。

陽斗はちょっと笑うと、服のポケットをごそごそ探るとあるものを取り出した。


「これ、見てみて」


それは一通の手紙だった。

薄いブルーの封筒の表には、陽斗の住所と名前が大きな字で書かれていた。

その字にはなんだか見覚えがある。


手渡されて裏返すと、差出人の名前がこれまた大きな字で書いてあった。


「えっ!?」

あたしはその名前を見て、思わず息が止まった。



『竹村健治』



差出人は、健にぃだった。



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