虹友
平和な1日
「亮!!早くしないとバスが行くよ!」

「...え!?もうそんな時間なの!?じゃぁ行ってきますっ!!」
「行ってらっしゃい!....全くあの子は毎日こうなんだから」




「ハァっハァ...」

今僕はバス停に向かって全力疾走中。

「今何分!?」

携帯のディスプレイを確認すると

「やっば!!後1分でバス出ちゃう!!」

ヤバいヤバいなどを言いながらも全力疾走中の僕。

すると目の前にはバス停が...!

「よっしゃぁ~!何とか間に合ったぁ」


バスは僕が入ると同時にドアがしまった。

「それにしても本っ当ギリギリだし」


ふぅー...っと僕は息を整える。

あっそういえば僕の自己紹介がまだだった...

僕の名前は吉田 亮。
朝日ヶ丘中学校に通う来年受験を控えた中学校3年生。

僕は3組で出席番号は一番後ろ。

自分で言うのも何だけど...僕はけっこうモテる。

バレンタインだってスゴいもらってるし今まで15回ぐらい女子から告白をされた。

...全部断ったけど...

あと足も結構早い。

毎年の体育祭のリレーではアンカーを頼まれる。

....でもみんなは持っているけど僕には無い物があるんだ。

身長は165cmと少し低いけど別にチビと言う訳ではないから身長ではない。

頭脳は...結構いいほう。

運動神経も自分で言うけど抜群。

僕にない物は身長でも頭脳でも運動神経でもない。
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