虹友
僕に無いもの

それは...

親友。


そう。僕には『親友』と言う何でも言い合えたり.休みの日には一緒に遊んだり.喧嘩し合ったりする『親友』という存在がいないんだ。


何でか分からないけど。

でも多分僕から作ろうとしないんだと思う。

別に親友なんて僕はいらない。

てゆうか必要無い。

そんな存在ただうざったいだけ。

っと言っても『親友』がいないだけでちゃんと友達はいるよ。


自分の紹介をしている間に

「あっバスやっと着いたぁ」

バスが着いた。

ここのバス停からあと10分ほど歩かなくてば...と思うとキツい。


「今日は5時間授業かぁーやった!早く帰れるし!」

..あれ?ちょっと待てよ..
確か僕って...

「って僕サッカー部だった…」

独り言言ってガッカリしながら僕は学校の門をくぐる。

すると...

「よっ!!りょう!今日頼みがあるんだけどさ」

目の前にいかにも僕を待っていた奴が話しかけてきた。

こいつの名前は南山 強。

友達の中では1番良く話す奴。


「何?頼みって」

「今日1時間目数学だろ?」

「うん。....って今日テストじゃん!」

「そう!それでさぁ...」

「なるほど。良いよ別に」

「りょう!ありがと!」

「いーえ。どういたしまして」


僕達は色々話しながら教室へ入った...
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