Light desired ~希望の光~
「あぁ、わかってるアビリティーを使うと体の消耗が激しいし、薬を飲まなければ死にいたるからな」
「…もし俺が『天使の花束』を隠しているとしたら、その時は何もできないんだぞ」
シェイドはケイトの方を見て心配そうに言った
しかし、ケイトはふっと笑った
「その時はお前はずっと寝といたらいい」
「でも、夜が一番忙しくなるんだぞ」
「俺様をなめんな」
はははっとケイトは笑って作戦会議終了と言って立った
そして、風呂入ってくると言って行ってしまった
残されたシェイド
「…はぁ~」
頭を抱え込み机の上で伏せた
(いつまでたっても俺はケイトに任せっぱなしだ…
こんなんじゃダメだってわかってるのに…)
ガタッ
シェイドは急に立ち上がった
「もっと…もっと強くならなきゃ!」
今日から腹筋、腕立て200回ずつ頑張るぞ!と言いながら自分の部屋に戻って行った