理想の恋人−上司との恋愛事情−
その後の言葉を詰まらせてると、握ってる手にさらに力を入れて握りしめてくれた。





「2年も続いて、ほんと地獄にいるみたいだった…転機で中国にいってたのに2年で帰ってきてしまって……また地獄に……」


「心配すんな。俺が守ってやるって言ったろ?」


「ウッ…ヒッ……誰にも言えなくて…どうしていいか分からなくて…」






また言ってくれた『守ってやる』と言う言葉が嬉しい。



ずっと誰かにそう言ってほしかったから。







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