もしも私がブスだったら。
ある日の放課後。私は、公園のベンチに座って“殺し屋”と電話で話していた。
持つ手は震えていたけど…
もう、それしか無かった。
「山乃春香を…殺して欲しいの。」
「おう、分かったぜ」
パタンッ
ケータイを閉じた私の手はまだ、震えていた。
正直…怖い。
私が殺す訳でも無いのに。
持つ手は震えていたけど…
もう、それしか無かった。
「山乃春香を…殺して欲しいの。」
「おう、分かったぜ」
パタンッ
ケータイを閉じた私の手はまだ、震えていた。
正直…怖い。
私が殺す訳でも無いのに。