彼氏はおとーと



俺は何もしたくなくて、先生が来ても机に顔を伏せていた







「おい、千秋」






後ろの席の樹が声をかけてくる






無視しようかと思った







でも機嫌が悪いからといって




樹までシカトなんて良くないと思い、後ろを向く







「何?」


「あれ、玲さんと一緒にいる人じゃない?」


「え・・」





窓の外を見る




ケータイに向かって怒鳴っている





窓を少し開けた





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