愛情狂現








“狂気”を灯していた。







「あはははは。あー、あんただったんだ」






「そうだよ。オレが邪魔ものを消したんだ」






「秋は?誰も殺してないんでしょ?」






「え?あぁ、アイツはただ単に『壊した』だけだよ。


最後にあいつ等の命を消したのは、」






そこで彼―――涼くんは、穏やかに猟奇的な笑みを浮かべた。







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