忘れない、温もりを
僕はいつものように

街にいた。


ここは僕の庭。




オレンジの僕の髪は
太陽の下で

いちばん輝く。


輝けば、
人は眩しくて

僕を見れない。



弱い僕の

最大の防具。



それでも君は

僕のその殻を



気持ち良くも

ぶちこわしてくれた。




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