いとこ彼氏



…ってことで遊園地にやって来ました!!



『亮ちゃん!!あれ乗ろ♪』
遊園地に入って早々私が指差したのはここら辺じゃ怖いで有名なジェットコースター

『…いや…俺は遠慮…しとく…』


『だめ♪』




亮ちゃんといると待ち時間なんかあっと言う間


特別おもしろい話をするわけじゃないけど、なんて言うか…安心できるから?みたいな…




1時間待ちでも2時間待ちでもすぐ順番がまわってくる





『…あんなもん人類が乗るもんじゃねぇ…さみぃし…』



ジェットコースターに乗り終わった後、亮ちゃんは相当嫌だったのか、もう乗らねぇからな…ってずっと言ってる



おもしろかったのに…


『おもしろかったのにぃ…』


『…そんなに元気が有り余ってんならあれ行く?』

意地悪にそう言った亮ちゃんの指差した先に何があるかは大体予想できた




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