いとこ彼氏
小さなため息をつきながら顔を上げると…
…やっぱり…
お化け屋敷って看板が堂々と掲げられていた…
『やだやだやだ!!絶対やだ!!』
…とまぁどんだけ嫌がっても亮ちゃんに勝てるわけがない私はお化け屋敷に強制連行。
『…っうぉ…ぎゃ!!…』
怖い怖い怖い怖い!!
なんか空気が外よりさらに冷たいもん!!
怖すぎて可愛らしい声で怖がれるわけなく、おっさんみたいな声を出す私を見て笑う亮ちゃん
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