いとこ彼氏
『…そっか…それは辛いよね…』
すべてを話し終えたらなんか姫まで半泣き状態。
『ふぇ…っ…ひめ…ぇ…』
『…よしっっ!!オケるかっ♪』
学校サボって♪って私の腕を掴んで保健室に向かう姫。
『なんで保健室!?』
『こんなこともあろうかと鞄保健室に持ってきたから♪』
さすが姫ちゃんです!!
しっかりしてるね♪
『雪っ♪よろしクレヨンっ♪』
『またサボりかよ〜…』
保健室に入るなり雪ちゃんにそう告げて私のと姫の鞄を持ち窓から外へ出た。
ちなみに雪ちゃんってのは保健の先生。
金髪に舌ピアスでいかにも不良って感じ。
よくこんなんで教師なれたな…
そして…
『彼氏としてはオススメできないんですけどね。』