狼くんと放課後LOVE(仮)
クリスマス・イブ当日の朝。家の玄関のドアを開けると澄み切った青空が広がっていた。
「美穂ちゃんによろしくね」
そう言って笑顔で見送ってくれるお母さんに後ろめたさを感じながら
「いってきます」
明るく言ったあたしのバックには宮崎くんへのクリスマスプレゼントとお泊まりセット。
そして学校帰りにそのまま宮崎くんとデートに行く約束をしたから、デート用の服も入ってる。
パンパンに膨れ上がったバックの重さを感じた。今日が終業式で良かった。
授業があったらきっと重すぎて手が痺れたろうなぁ~なんてことを思いながら学校に急いだ。
教室に入ってすぐに宮崎くんの姿を探した。
いた!
窓際で空を眺めている宮崎くんの姿。
姿を見ただけで胸がドクンドクンと激しく波打つ。
今からこんなんで夜まであたしの心臓持つかな?
ちょっとだけ不安になった。