狼くんと放課後LOVE(仮)

「大丈夫だよ。莉子。莉子の恋は上手くいくってあたしが保証するよ」


胸元をポンと叩いてそうハッキリ言った美穂の言葉は力強くて


あたしは「うん。ありがとう」とニカッと照れながら笑った。


「じゃあ、莉子、もうそろそろ教室に戻ろうか?」


「うん。そうだね。なんか…寒くなってきたね」


両腕をさすりながらあたし達は微笑みあい、互いに肩を寄せ合いながら屋上を後にした。



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