マスク・ドール
「マノンっ! 被害者達を喰らうなよ!」

「食べないよ。ただの女に、興味ないもの」

砕け散った『人形』の中から、被害者達の魂が溢れ出してきた。

それと同時に、何十枚もの顔が出てくる。

「本当に…喰らっていたのね」

ルナはその光景を見て、絶句した。

「昔のことは知らないけどね。製造者は随分キレ者みたいだね」

マノンは両肩を竦めた。

「さて、と」

マノンは階段を下り始めた。

四人に緊張感が走る。

「ちょっと姉さんと二人っきりで話がしたいんだ。キミ達、外してもらうよ」

マノンが手を上げ、パチンと指を鳴らした。

するとルナ・カルマ・ナオの影が動き、3人を覆い隠してしまった。

「おいっ!」

マカが慌てて声をかけるも、すぐに床の影に戻ってしまった。
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