イケメン学園~秘密の甘い恋~
部屋に着くと、机の上に手紙が置いてあった。
「美優からだ!!!」
あたしは、嬉しくてその手紙をすぐ読み始めた。
『優那へ
元気ですか?この前は、楽しかったよね。ありがとう。今回は、報告の手紙です。 実は、青山と付き合うことになりました。青山から聞いたよ?お墓の前で青山と会ったんだよね?それで青山が、そのときの言葉が俺を勇気付けてくれた、新しい恋ができるきっかけになってくれたと言っていました。青山はこれからも優那の父母の墓 に行くそうです。ここまでが報告。
優那、恋のほうはどう?この前、言い忘れていたけど、素直になりなよ?優那は、いつも強がってばかりだから・・・・。でもね、その彼は分かってるんじゃないかな?優那の強がり。優那おじいちゃんから聞いたんだ。電話のこと。優那?その彼のこと困らせちゃダメだからね?彼は・・・・優那のこと裏切ったりしないよ。推測上だけど。寮のみんなもそうなんじゃない?
あたしが言いたかったのはこれだけ。体に気をつけてね。また遊びにきてね。
美優より』
美優・・・・
あたしの行動が見えてるみたいだね。