Love Slave
ヴ・・・・ン・・・・


薄気味悪くパソコンが起動し、青と緑の点滅が交互に光る。


「くっくっく・・・・」


笑いが止まらない。これでも抑えている方。こんな時間に大笑いしたら近所迷惑ということで苦情が来る。


「・・・スクープよ、大スクープ!!」


新聞部部長・日向梅子は叫んだ。これだけは抑えられなかった。
スクープ命の彼女にとっては最高のネタだった。


今日中に新聞を仕上げる。少しでも早く、このことを記事にしなければ期限切れになってしまう。


「この色は赤と黄色で派手に・・・・」


ピロリロリ~♪


携帯に着信が入る。出ている暇はない。こっちの方が最優先。


ピロリロリ~ ピロリロリ~


「あー、もう!!ちょっと、今取り込み中なのよ!!」


逆切れしながら電話に出る。受話器の向こう側の相手は後輩部員からだった。
切羽詰まった状態の梅子の声を聞いて、後輩は少々ビビっていた。


[す、すみません・・・・]


「で、何の用なの?さっさと用件言って。こっちは忙しいのよっ」


[そうだ、部長大変なんですよ!!今すぐ、生徒会のホームページを見てください!!」


「えー?」


画面を一旦縮小させて、天帝学園のホームページ内にある生徒会のページを開く。毎日チェックしてる、今日だけで30回はした。


「・・・どうしたのよ」


[生徒副会長のツイッター見てくださいよ]


ちょうど1分前に、副会長のツイートが入っていた。


「これは・・・・」


思わず至近距離で凝視する。
また不気味な笑いが止まらなくなる。


「・・・・明日の部数、大変なことになりそうね」
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