Love Slave
ガッ ゴゴン!!


「あだっ!!」


後頭部を思いっきり強打した。
気づいたら、勉強机の下で寝ていた。


「ゆ、夢ぇ・・・・・?」


最悪な目覚めだった。



「どうした、もか。寝不足か?目の下にクマが出来てんぞ」


「・・・・・・」


私は一切答えなかった。


(誰のせいよ、誰の!!)


「あらら、ご機嫌斜めのようですな」


「そういう訳じゃ・・・・」


「俺に逆らうとは、上等じゃねぇか」


手をバキバキと鳴らし始めた。


や、やばい・・・・・・。



生徒会ミーティングなしで生徒会室に連れてこられた。


「腹筋、背筋、腕立て伏せ各300回ずつ!」


「何でそうなるんですか!?」


「質問に応えなかったのと、アルの用心棒を果たせなかったからだ」


ギクッとした。確かに守れなかったけど・・・・。


「でも、アル君としては守ってくれたって・・・・」


「つべこべ言わない。さっさとやれ」


いつの日にか出した鞭を振り回す。


ここは生徒会室という名の『ドS収容所』じゃ~!!
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